先日、ある中学校の校長先生と、都内にある保育園を見学させて頂きました。
そんな見学の中で、校長先生が「子どもの顔がしっかりしている!」と驚かれており、改めて子どもたちの顔を見直してみると・・・確かに、目が輝き、なんだか意思のあるしっかりとした顔つきであることに気付きます。
こちらの保育園は、子ども主体の「見守る保育」を行っていて、「保育者は、子どもが主体的、自発的に活動できる環境づくりのためにいる」と考え、
先生たちが年齢別で画一的に一斉に子どもにやらせるのではなく、一人ひとりの子どもに寄り添い、子どもを尊重し、色々と子どもたちが選択できるような工夫もされたりしていて・・・
そう考えると、やっぱり人は自分で選択したり決めたりと、自分の意思をしっかりと持っていくことで、小さくてもある意味自立してくるからか、自然と顔つきもしっかりと変わってくるのかもしれません。
「自分は自分の主人公 世界でただひとりの自分をつくっていく責任者」という東井義雄さんの詩もありますが、
大人だから自立しているというわけでもありませんので、いくつになっても受け身になったり、自分で自分の人生を粗末にしないで、イキイキとした子ども達を見習い、しっかりと意思を持って、自分の道を大事にできたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子