昨日の引き続きですが、園見学をさせて頂く中で、部屋によっては、スリッパを脱いで見学する部屋がありました。
見学は3人でさせて頂き、そんな部屋に入る際には、3人それぞれに脱いだスリッパを邪魔にならないようにと整え、出入り口の端っこによけて置いていたのですが、見学し終わりその部屋を出ようとした時には、3足のスリッパが出入り口の正面にビシッと整えられ、履きやすいように並んでいました。
誰なのかは分かりませんが、きっと気付いた先生か子どもが並べてくれたのだと思い、そんな時ふと、こちらの保育園で子どもと一緒に大事にしている「三つの実践」が頭をよぎりました。
「三つの実践」のひとつには「履物を揃える」というものがあるのですが、まさにそのような行いが、自然となされるような園内の風土を感じました。
そして、こんな風に実際の行いでしめすことは、子どもだけでなく、大人の私たちにとってもその大切さを体感し気付ける機会になっていることを感じます。
私たちも、月のテーマや刷り込みカレンダーなど、大事にしたいこと、心がけたいことなど、目に見える形として社内に掲示していますが、
ただのスローガンのようではなく、自然と社内風土や企業文化となれるよう、自分自身の行いもそこから照らして見直していきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子