保育

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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

保育

見ているものは

先日、保育園の第三者評価を行っている方にお話をお聴きしたのですが

保育園の第三者評価を行う中で、

その施設のトップに「この園の特徴はどういったところでしょうか?」

とお聞きすると、

 

給与や休日などの職員への待遇

職員への研修の充実

職場環境の充実

職員の退職率の低さ

 

そういった部分を自園の特徴として挙げられる方が増えているとお聞きしました。

 

本来、保育園の特徴というのは

「この施設で子どもがどんな育ちの体験をできるのか」

「そのタメにどんなエビデンスを行っているのか」

 

など、保育の質を特徴として挙げられることが望ましい中、

今の時代は求人難ということで、

力を入れている部分に違いが生まれてきているということでした。

 

もちろん、職員待遇や職場環境の充実や離職率の低さも

子どもたちの保育の質を高めていく為であり、

それが保育に直結しないわけではありません。

 

しかし、やはりどこに力を入れているのかは

どこを今、見ているのかはその施設の現状を如実に表すといいます。

 

目の前の子どもを見ているのか

それとも自分たちを見ているのか

または未来の子どもたちを見ているのか

 

どちらにしろ、今目の前にいる子どもたちから

目を逸らしてはならないのだということを学びました。

 

そしてこれは、保育園に限らず、

組織というものにおいては重要な視点であることに気づきます。

 

自分たちを見ること(内省)も

未来をみること(理念)も

今をみること(現実)も

 

どちらも偏らずに一つにして行動していくこと。

 

そのバランスを意識して、日々を過ごしていけたらと思います。

 

 

ミマモリスト

眞田 海