指針改定に併せて、ソフトのバージョンアップ準備を進めていく中で、
何度も指針を読み返したり、解説文を読んでいると、
園見学に行った際に、様々な環境がどの発達を刺激するものなのだろうかと
指針と環境をついつい繋げてみてしまうようになりました。
0歳 視点3 内容② 生活や遊びの中で様々なものに触れ、音、形、色、手触りなどに気付き、感覚の働きを豊かにする。
0歳 視点3 内容④ 玩具や身の回りのものを、つまむ、つかむ、たたく、引っ張るなど、手や指を使って遊ぶ。
3歳以上 環境 ⑤ 日常生活の中で、我が国や地域社会における様々な文化や伝統に親しむ。
直接先生がやってあげるのではなく、
環境に置き換えて、環境が子どもたちにいつでも働きかけられるというのは、
言い換えれば、その子のタイミングで、その子の主体性に併せて、
そしてその子の発達課題に沿って、自然と発達していけるということ。
これは指針が示唆するところなのではないかと感じます。
このような環境設定と子ども自らが選択できる保育を監査官が見に来ると、
みんな、あくせく先生ばかりが教え込んだり育てようとするのではなく、
こんな風な環境設定にすればいいのに。とおっしゃられるそうです。
特に新指針ではそういった保育が求められる部分も強くなり、
余計に子どもの発達を見ることが出来る仕組みと
環境が子どもに働きかけられる仕組みが必要となってきます。
発達と環境を結びつけやすくするためにも、
ミマモリングソフトやRM研修そのものをまた磨いていければと思います。
ミマモリスト
眞田 海