沖縄で小規模施設の園の園長先生と一緒に、神奈川県にあるみんなのとっぽ保育園、オアシスみくり保育園の見学をさせて頂きました。
「見守る保育を実践していきたい!」と思いながら、「でも、実際に他の園ではどう実践しているの?」「東京で見守る保育を実践している園も見学させてもらったけれども、園児の定員の規模が違い過ぎて何処からはじめたらいいのかしら?」ということもあり、この疑問を実際に実践している園へ見に行って、聞いてみましょう!ということで今回の見学に至りました。
見学をさせて頂いた2園は同法人が運営し両園の園長先生から、園の特徴や取り組み、そして苦労話なども聞かせて頂きました。
見学先の園長先生から「園の理念は、『子どもが子どもらしく生きる』を大切にしています。それがどういうことかを考えたとき、色々とあると思うのですが、例えば、文字を教えようではなく、まずは好きな絵があって次第に文字に興味が湧くようになったり、自分の名前を覚えたり自然とそうなったらいいなと環境を用意しています。」
「誕生日の掲示もその一つだと考えていて、お誕生会もその子の誕生日の日にお祝いをしています。」など、理念に沿った取り組みや具体的な事例など、数多くご紹介して頂きました。
見学後、一緒に見学を廻らせて頂いた園長先生と振り返るとする中で、「以前、東京の別の園を見学したけれど、規模が大きく小規模施設では出来るのだろうかと思っていた。でも、今回小規模施設の園長先生からも話を伺い安心しました。まずは出来るところ、お誕生会や1名前と顔写真で自分のもの、お友だちの物と分かるような掲示の工夫のところから始めてみたいと思います!」と晴れやかな表情をされていました。
両園の園長先生は「これまで私たちもたくさんの園を見学させてもらい、学ばせてもらってきたので少しでもお役に立てるのなら」とたくさんのお話を伺いました。
園同士の繋がりが持てたり、保育実践がお互いに深まっていけるような関わり方を今後もしていきたいと思います。また、今回見学をさせて頂き、その際に伺ったお話などをまとめたレポートもありますので、是非こちらもお読みください。
ミマモルジュ
奥山 卓矢