先日、茨城県のある園様にお伺いした時のことです。
職員室で園長先生が見せて下さった一枚の用紙、そこには園舎の見取り図が印刷された上に、赤字で所々にメモ書きがされていました。
「扉を開けたままの状態にできない」
「鍵が閉まりにくい」
「クロスがやぶれている」
「ライトつかない」
…
など、これは職員の皆さまが日々働く中で気づいた園内の修理の必要な箇所を、それぞれが書き込んでいるものなのだそうです。
こんな風に、自分たちが働く職場のほころびを皆で見つけ合い、修繕していこうとする取り組みは、園を自分たちで守り創り上げていくことにも繋がるように感じます。
このような些細なことから、園の事を自分事として考える主体的な働きは生まれてくるのかもしれません。
私たちも、誰か任せではなく自分たちで会社を創り上げていく気持ちを大切にしていきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友