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ミマモリング

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保育

取り組みを整理していく

以前のブログ(2018年7月12日『背景にある物語』)で、千葉のある園様の取り組みを一緒に整理したことをお伝えしました。

 

例えば「青空保育」と言われている果物狩りや野遊びなどの取り組みをみても、それを始めた「背景」や「思い」はヒアリングをする中で改めて明確にしていくことが出来ましたが、

 

「それは子どもの育ち・発達にどのように繋がっていますか?」

 

と質問してみると、意外と曖昧な部分が多いものもあるようでした。

 

そこで、弊社の『ミマモリングソフトウェア』の発達項目(保育所保育指針など3法令に準拠)を見てみると、、

 

 

例えば、『健康』の領域では
・【食事】楽しい雰囲気の中で、様々な食べ物を進んで食べようとする。
・【体を動かす遊び】進んで戸外で遊ぶ。
・【道具を使ったあそび】遊具、用具や自然物を使い、様々な動きを組み合わせて積極的に遊ぶ。

 

『環境』の領域では
・【自然事象】身近な動植物をはじめ自然事象をよく見たり、触れたりなどして驚き、親しみを持つ。
・【自然・社会事象】自然や身近な事物・事象に触れ、興味や関心を深める。

 

『表現』の領域では
・【感覚と感性】様々なものの音、色、形、手ざわり、動きなどに気づき、驚いたり感動したりする。

 

…など、それがどのような発達を促す環境になっているかを想定することが出来ます。

 

また、指針改定による『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(10の姿)』と照らし合わせても、例えば「自然との関わり・生命尊重」という姿をはじめ、様々な側面からその取り組みの持つ意味が見えてきたように思えます。

 

こんな風に、園で行われている一つひとつの取り組みに対して、それが「どのような背景や思いで始まったのか」、そして「どのような子どもの育ち・発達に繋がっているのか」ということを、皆で整理したり共有することがいかに大切かということを、今回の体験から改めて感じさせていただきました。

 

すでにあるものをどう伝えていくのか、それを園の先生方と一緒になって工夫していきたいと思います。

 

ビジョンリスナー
大河内 盛友


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