先日の保育環境セミナーの1日目。
全国からたくさんの方々がご参加いただき、
それぞれの皆さんがそれぞれの学びの理由を持って、
参加されていました。
なぜ学ぶのか、参加者一人ひとりのその動機をお聴きするたびに、
会場に灯りが一つ、また一つと点いていくような
そんな気がして嬉しくなりました。
また自分にできることはないだろうかと
ついつい想像してしまいます。
その動機に寄り添いたい、お役に立ちたい。
しかしそんな気持ちが湧く時こそ、大切にしたいのは、
「相手が何を必要としているのかをちゃんと聴く」
ということです。
ついつい私は、動機ややりたいことを聴いただけで、
言葉や行動や思いが先立ってしまいそうになります。
本当に大切なのは相手が今必要としていること、
本音をちゃんと聴ける自分に近づいていこうと勇気を出して歩むこと。
相手が本音を話せる自分であるだろうか。
相手の困りごとをしっかりと最後まで聴ける自分であるだろうか。
相手の存在を丸ごと認めている自分だろうか。
相手を変えようと思っている自分がいないだろうか。
相手を思い通りに持っていこうとしていないだろうか。
そんな姿勢を大切にしつつ、日々を歩んでいきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海