本日、ある保育園に訪問させて頂くと、柚子のお菓子を出して下さいました。
こちらは、地元の知り合いの方の柚子の木から子どもたちが実際に収穫して、その後、その方のご指導のもとに、柚子の皮を半分に切り一晩水につけてあく抜きしたものを砂糖で煮た・・・というとても手間暇のかかった貴重なお菓子。
頂いてみると、食べ応えのあるしっとりした食感と特有の甘酸っぱい香り、どこか懐石料理にも出てきそうな上品な味わいにビックリ!
更に、そのつくる過程で発生した煮汁をお湯でわった「柚子茶」も、おかわりする程とても美味しくいただきました!^^
こちらの保育園では「子どもたちのふるさとになる保育園」を目指し、地域の見守りに感謝し、その真心やつながりを子どもたちへ伝承していくことで、日本古来の心を持てる健やかな子どもを育てます・・・という理念を大事にしていますが、今回の取り組みを見てもまさに理念そのもの。
そして、目には見えなくともこのような貴重な体験が全部に繋がっているような気がして・・・改めて一つひとつの出会いや体験を大事にしたいと感じました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子