今日からギビングツリー主催の「職域別セミナー」が始まりました。
藤森先生の基調講演の中では、食育三本柱として「栽培」「料理」「共食」があげられ、これらは人間しかしない営みであり、全部「待つ」ことを教えていたのではないか・・・という驚くべき興味深いお話が!
例えば「栽培」では、実がなるまで楽しみに待つことから、望ましい未来を待ち望むようになったり、
「調理」では、食事が出来上がるのを待つことで、食事に対する意欲を持ったり、
「共食」では、皆で「いただきます」をするため、皆が揃う楽しみを待ちながら持ったりというもので・・・
おやつや食事はお腹を満たすだけではなく、そこにも保育、教育があるとは・・・「食」のそして「保育」の奥深さを感じます。
そういう意味では、自分自身の仕事においても、単に仕事をすればいい、結果を出せばよい・・・という表面的なもので終わらせず、保育・教育的要素を見出しながら、未来に繋がる「働き」を大事にしていきたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子