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職種の壁を取り払う

先日、ギビングツリー主催の「職域別見守る保育セミナー」が開催され、全国から保育士だけでなくあらゆる職種の先生方が集まりました。

 

今回のセミナー参加後のアンケートで声が多かったものの一つに「食育三本柱」のお話があります。

 

これは基調講演の中で挙げられていた「栽培」「調理」「共食」の3つの柱のことで、例えば栽培であれば収穫時期まで楽しみに「待つ」、調理であれば食事が出来上がるのを楽しみに「待つ」、共食であれば全員がそろうまで楽しみに「待つ」、というように、そこから子どもたちが望ましい未来を待ち望むようになったり、食事に対する意欲を持つようになるという内容でした。

 

それを受けて、栄養士の方からは「食育三本柱で共通する待つという大切な行動は給食室から発信できるということに気付きました。」という声や、

 

事務職の方からも「今までは『私は事務員だから』と一歩引いた状態で保育を見ていたのですが、私も保育に携わる一員であると言う意識を持ち、違う職種の先生とも積極的にコミュニケーションを図っていきたいと思いました。」というお声があがりました。

 

園で働く人は全員が保育者であり、職種の壁を取り払っていくことの大切さを改めて教えていただいた、今回のセミナーとなりました。

 

 

ビジョンリスナー
大河内 盛友