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聴福人・一円対話

協力して働く風土づくり

一円対話を通じて仲間との対話や認め合い、学び合う文化を大切にしています。また、起きた出来事を『良い』『悪い』という価値観で観ず、『福』に転じていける聴福人(ききふくじん)を目指して最幸の働く環境づくりを大切にしています。

保育

振り返りの場

今日は、ある保育園で行われた「聴福人ミーティング」に一緒に参加させてもらいました。

 

こちらは、園内で実施している一円対話の進行役である聴福人の先生たちが集まり、今月実施した各グループの一円対話を中心に、1ヵ月を振り返る場です。

 

そんな振り返りの声を、一部ご紹介したいと思います。

 

初めての聴福人でしたが、先輩たちがリラックスする雰囲気を作って下さってありがたい。

 

皆からの保育の気付きの話が、子ども一人ひとりのことをよく考えていて、聴いてて胸が熱くなった。

 

「指示語が多くなりがち」と自らの課題を話してくれた先生がいたが、自分自身を振り返ると、自分も言ってしまいがちなので、気を付けたい。

 

初めて参加する先生がいたので、参加者の安心のためにも軽く自己紹介をしてもらえばよかったと反省。

 

パートの先生からチーム保育の疑問や課題の声があったので、来月のクラス会議でまた聞いてみて、皆でもう一度チーム保育について考えていきたい。

 

初参加の先生が緊張していたので、話す順番を後から喋るように配慮した。

 

いざ実施してみたら、同じクラスの先生が偏っていたので、色んなクラスの声が聴けるよう、メンバーを見直してみてもよいと思う。

 

参加目的の記入で、時間のかかっている先生がいたので、焦らなくてよい雰囲気をつくりたい。

 

初参加の先生は、見守る保育がまだわかっていないと言っていたけど、一円対話がいい機会になったようで、その後子どもへの声掛けなどがいいかんじに変わってきている。

 

など・・・

 

子ども主体の保育のため、子どもに対しては勿論、大人に対しても、より一人ひとりを理解し、主体性が引き出せるよう、安心の場や適した環境などを考えていく時間にもなっていることを感じます。

 

 

そんな場を目の当たりにして「振り返りをしないなんて、もったいない!」と、改めて感じるからこそ、やることばかりに追われずに振り返りこと、そのために流れないようまずはその振り返りの場を確保する、スケジュールを決める・・・ということを大事にしたいと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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