千葉県で4つの保育園を運営する、株式会社こどもの木の代表である島貫様から面白い取り組みをお聴きしました。
その名も「出張本部・おやじの木保育園」。これは、園の人手が足りない時や行事で忙しい時などに、本部の男性たち(代表含む)がエプロンを着て現場に入るというもの。
次の写真のような案内を作り現場の先生たちに予約を受け付けたところ、これがとても好評なのだそうです。
※子どもたちも喜んでくれて、間違えてパパと呼ばれることも(笑)
「おやじの木で現場に行くと、子どもたちはこんなに自分の言葉で表現できるようになったんだ、先生たちの想いがあったんだ、と私たちが学ばせてもらうことばかりです。」と島貫代表はおっしゃいます。
この取り組みを始めたきっかけは、退職を考えているという職員の話を聴いた際に、本部との連携が上手くいっていないことを感じたからでした。
「このままでは現場の悩みや不安を聴いても十分理解してあげられない」
「自分たちが現場に入っていかないと共感できないのではないか」
その想いを実際に行動に移したことで、今では関係性もよりフラットになったのだそうです。
園や人の問題とせず自分たちを省みて行動された本部の皆様のように、私たちも自らを省みて行動することを大事にしていきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友