一円対話を行う中で、「傾聴」「共感」「受容」「感謝」という聴く姿勢があります。
「傾聴」:耳で聞くのではなく、心を傾けて聴くことです。
「共感」:発言者の思いをまるごと自分のもののように感じることです。
「受容」:話を全て心から受け止めることです。
「感謝」:話が終わったら、相手へ心からの拍手をします。
これは、大人に対してだけでなく、
子ども主体の保育をするには、「子どもの声」をちゃんと聴ける
「耳」を持つ必要があると言います。
子どもを目の前にしたとき、こんなイメージを持ちます。
「傾聴」:この子の言っていることを「きっと何か深い意味がある」「この子から学ぼう」という気持ちで聴くこと。
「共感」:敬愛の気持ちを持ち、その子の立場・気持ちになって、自分事として捉えること。
「受容」:「善悪」で判断せず、分からないことでも、まずはその子を丸ごと笑顔で受け止めること。
「感謝」:その子の話を聴いた後、「言ってくれてありがとう」の気持ちを表現すること。
そしてまた、大人と子どものその姿からは、
見守る保育の三省が私の中では浮かび上がってきます。
○子どもの存在を丸ごと信じただろうか
○子どもに真心をもって接しただろうか
○子どもを見守ることができただろうか
子どもたちに限らず、人と接する際の
自らを変えるみる視点の一つとして、
大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海