家庭でも、仲間内でも、職場でも共通して存在するのは、
「場力」とも呼べるような存在があると思います。
「自分だけ」「誰かだけ」が居心地の良い場であれば、
家庭も、仲間内も、職場も、「場力」は、中々私たちに良いように
力を貸してくれません。
むしろそれが続くと、
「家に帰りたくない」と思うような家庭や
「会社に行きたくない」と思うような職場など
「居心地の悪さ」や「主体性が欠如」したりするような、
場を汚すようなことに繋がるかもしれません。
「場」について考える時、今日はとても大切なことを
学ぶ機会がありました。
野菜を作るということを思い浮かべる時、
「人」が「野菜」を作っていると考えることも出来ますが、
「土」が「野菜」を作っていると考えることも出来ます。
実際のところ、人はほとんどの場合、「土」に野菜を育ててもらい、
人は「土」を作っています。
その関係性から考えたとき、
野菜は「土=場」が育てているのであり、
私たちは「野菜が育つ場=土」を作るのが本業です。
それは、人が育つ原理も同じなのだと感じます。
「場」が人を育てるのだから、
育ちを邪魔しない「場」をいかに人が探求するのか。
それが、「人」がする「仕事」や「持ち場」なのかもしれません。
ミマモリスト 眞田 海