岡山県へ出張させて頂いた際のことです。
とっても素敵な取り組みをご紹介頂きました。
そちらの園さんでは
地域のおじいちゃんおばあちゃん方に自分たちの大切にしていることや、
保育にかける想いをどうやって伝えようかと悩んでいたそうですが、
地域の敬老会で園の取り組みをA3サイズの新聞にして配ったそうです。
すると行事の空き時間にも皆さんがもの凄く見てくれていたそうです。
ご年配の方々はスマホやデジタルで発信されたものよりも、
新聞で縦書きのスタイルにはとても慣れ親しんでいる様子。
そこにヒントを得て、新聞を地域のおじいちゃんおばあちゃんに配ってみると、
それからというもの
「この間の新聞のあの記事、あれからどうなった?!」
と声を掛けてくださるようになり、
着実に伝わっていることを実感したそうです。
また、配っていない地域の人たちも新聞を手に持って、
声を掛けてもらえたりと、地域の方が新聞を紹介してくださっている事実も。
今までの刊行物や発信物よりもずっと理解も深いのが特徴で、
好意的に見て下さって、びっくりしたそうです。
見てもらいたい方々の暮らしや好みに寄り添った発信の仕方。
どんな人にも心を寄せる行いを私たちも学んでいきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海