先日、ある保育園へ訪問した際、ありがたいことに、お昼ご飯(給食)をいただきました!
食育にも力を入れている保育園ということもあり、具だくさんお味噌汁に、玄米、ひじき、納豆、そして園でつくったらっきょうや梅干し、糠漬けなど・・・
まさに本来の日本の食を思い出させるようなかんじで、とてもバランスがよくどれもおいしくて、身体が整っていくのを感じました!
こちらの園は、日本人の心を育んでいけるような「和育」を目指し、この4月に開園したばかり。
今はまだ園舎を建設中のためプレハブ内での保育ですが、そんな中でも、お昼ご飯を頂く場は「和」の雰囲気たっぷりで、
とてもプレハブとは思えない落ち着きと居心地の良さでした。
そう考えると、最初から和の素敵な園舎という環境が整った中でスタートするよりも、今のこうしたプレハブの中でも試行錯誤しながらあるものを工夫していくことによって、先生たちが場をつくる力はかえって磨かれそうですし、新しい建物ができる楽しみもより増すような気が。^^
どちらがいいという話ではなく、やっぱり今の目の前の環境をなげいたり文句を言ったりするよりも、頂いている環境の中で最善を尽くしていくことが大切なことであり、そうやってあるものを活かしてより多くの命を輝かせていくことも日本人の「もったいない」精神に繋がる和育のような気がしています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子