先日、こんなお話をお聴きしました。
ある天才エンジニアがいて、その方は誰からも愛された伝説的な人だったと皆さまおっしゃいます。
どんなところが?とお聴きすると、誰よりも天才的な技術と知識を持っているのに、とにかく誰にでもどんなことにでも、喜んで求められたら答えていた姿と仰います。
それを聴いて思うことが沢山ありました。
会社課題やPJを見る中で、どこに自分を役立てることが会社が喜ぶことになるのだろう。
皆の喜びになるのだろう、自分の喜びになるのだろうと考える中、すべてに入るのではなく、効率的に「自分の力の最大化」をすることが大切なのではないだろうかと考えていた自分にとって、その方のお話は響き、「今こうしたい自分」と「人間としてこうありたいと願う自分」との葛藤が始まりました。
効率的と思う振る舞いには「自分」軸ばかりが含まれているように感じます。
「人間としてこうありたい」にはいつもそこに「誰か」がいるように感じます。
自分は一人ですが、誰かは沢山います。
誰かと一緒に軸を持つことで、誰かの役に立ち、誰かがより元気に働いたら、
自分軸の効率的とはまた違った未来が見えるかもしれません。
ミマモリスト 眞田 海