毎月、お客様にお送りしている「竹取新聞」。
https://www.caguya.co.jp/taketori-newspaper/
(カグヤサイトからもバックナンバーをご覧頂けます。^^)
先月お送りした新聞に6月の「嘉祥菓子の室礼」についての記事を同封させて頂いたのですが・・・
その資料を目にしたある園の園長が、たまたまその場にいた職員にそのいわれを話したところ、次のようにあっという間に計画ができあがったそうです。
①6月の菓子『水無月』は簡単に作れそう
②5歳児と一緒に『水無月』を作って6月16日に食べよう(栄養士の先生が給食便りにコラム掲載)
③どうせなら毎月の伝統的な和菓子を食べよう(手作りできるものは作る)
④せっかくなので、その時にプチ茶会をしよう(今は年2回のお茶会の前に集中してお茶のお稽古をしているので、それを毎月ちょっとカジュアルに、子どもたちが茶道を忘れない程度に)
資料を読み『水無月』について説明したのは園長先生ですが、そこから先はその場にいた先生たちがどんどんアイディアを膨らませ、仲間の賛同を得て、新しい保育計画まで作られたそうです。
また、そんな風に上司や先輩の顔色を気にせずやりたいことをどんどんやれるようになった背景には、毎月、職員間で円になり話を聴き合う「一円対話」でフラットな人間関係を築けているからだとも教えて下さり、オープンに楽しく保育をされる先生たちの姿と、その先にいる楽しそうな子どもたちの姿が目に浮かんでくるようでした。
そして、改めて保育と暮らしは密接だと感じるからこそ、子どもたちに希望ある未来を繋いでいくために、私たちも「暮らしフルネス」を追求していきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子