こちらのページは、カグヤクルーが「社内一円対話」を行った際の実際のフィードバックの内容をご紹介しています。
「一円対話」を実施している園の皆様は、「いいな!」と思った点がありましたら、ぜひ園内の「一円対話」で取り入れてみて、どうだったかまたお話を聞かせてください!
「一円対話」や「フィードバック」って何?!という方は、こちらのページに「一円対話」の目的や意味合いについてご紹介しております。
目次
・聴福人=理想の姿?
・聴きに徹する
・一円対話に感謝
・素敵な連鎖
・ルールの捉え方
・席替えの意図性
・席替えしやすい準備
・準備の寄り添い
・余韻を味わう一言
・優しさの伝染
・表情を真似る
・表情が作る場づくり
・ナイス声掛け、ナイスタイミング!
・一円対話の意味を伝える大切さ
・Zoom一円対話ならではの注意事
・Zoomならではの事前準備
・離れていても温かい一言
【 心構え編 】
■聴福人=理想の姿?
聴福人の存在が心地よく、肯定的に聴いてくれてる温かい空気の場になっていました。
喋りすぎることもなく、だからといって、ずっと黙っているわけでもなく、場の空気感とのバランスが抜群でした!
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
聴福人のチェック項目の内容は、本当になりたい理想の姿です。自分の心が乱れている自覚があり(笑)、参加者の皆さんの悪影響にならないよう気を付けました。一円対話の場にいると、やっぱり整ってくることを感じました。
■聴きに徹する
一円対話の開始前に、「今日の一円対話は、1年の振り返りとして行おうと思っています!」と意気込みを話していて、聴福人としてテーマを持って臨む大切さを真似していきたいと思いました。
また、終始穏やかで、表情豊かな雰囲気で話を聴かれている姿勢が素敵でした!
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
皆の話に聴き入ってしまうことがあり、悪いことだとは思っていないが、話に入ってしまう傾向があると認識しています。席順テーマの時にふと、参加者ばりに参加していると思い、聴く側に徹しようと思いました。参加者側に入って自然に聞くのも悪くないと思っているので、自然にそうなったところもあると思います。前のめりに聞いている自分にも気づいたので、少し引いて聞いたりもしました。
■一円対話に感謝
一円対話で皆が揃う場ことに対して感謝し伝えている姿勢や、初心に立ち返る大切な機会だと聴福人が一番に握っているところ!
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
コロナなどもあり、一円対話の参加者が最近少なかったことも多く、皆が参加出来るのは奇跡だと思いました。自分が聴福人の時に揃うのは有難いなと思った。伝えなきゃではなく、有難いと自然に思い伝えました。
■素敵な連鎖
「楽しい場づくり」「社内の繋がり」を感じられるようにと、丁寧に準備してくれている思いやりや、差し込む光、水槽の水の音など、あらゆる環境に注意を払って、「楽しい場づくり」をしようとする姿が素敵でした!
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
前回の聴福人さんの進行を真似しようと思ったら、その前の聴福人さんの進行のことも思い返して、楽しい場づくりに今回挑戦してみました!
【 進行編 】
■ルールの捉え方
「ルールに支えられながら、一円対話を進めていきましょう!」
その一言が素敵!一円対話のルールに対して、そういう考え方を持っていなかったので、見習いたいと思いました!
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
一円対話のルールは、場を作る一つの要素だと思っています。ルールは自分たちで作ったもので、大事にしたいもの。
ルールがあるから、自分たちが成長でき、支えてもらっていると思って、あの一言が出ました!
■席替えの意図性
席順テーマの目的が「並びかわること」ではなく、「お互いを知ること」を大事にしていることが、事前共有の際や参加者にテーマを伝える時の言葉からも伝わって来ました。
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
実は席順テーマにすごく悩みました。どの順番にするかが難しかったです。
仕事開始までに、それぞれがどんなことをしているのか?からテーマを設定でき、それぞれの時間の使い方を知れました。
※席順テーマ:「朝のルーチン」朝起きてから仕事にかかるまで、どのようにエンジンをかけ、自分を整えているか。
「静」のタイプの人 ~「動」のタイプの人
■席替えしやすい準備
席順を決めるとき、参加者の邪魔にならないように、でも参加者が席替えで迷走しないように、手綱を握ってくれているところが素敵!
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
席順は話していて、楽しいテーマ設定にしたいと思っていました。花火の種類が重なってしまう心配があったので、花火の種類を事前に調べ、楽しく話してもらうこと、必要に応じて花火の種類を伝え話が活発になるよう、参加者の邪魔にならないよう準備をしました。
※席順テーマ:好きな花火の大きさ順(小さい→大きい)
■準備の寄り添い
チェックシートを書き終えた後の「大丈夫ですか?」の確認が流れでというよりも、みんなの顔を見て確認されている丁寧さ。
「集まれる喜び」そんな純粋な目的で、それを周りにさせるではなく、自分自身が味わおうとし、何度もテーマを見直した、という真摯さ。準備の中での寄り添いは裏切らない!と思いました!
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
集まれる喜び、集まって嬉しいと思える場を作るのが、聴福人の役割かなと考えていました。
一円対話の目的を押し付けるのではなく、正しくても楽しくないと本来の目的達成にならないし、子どもたちで考えたら、楽しいから、興味があるからそこに集まると思ったので、そこを意識しました。
■余韻を味わう一言
それぞれが話をした後に出てくる聴福人さんからの言葉がとても自然で温かく、一方的にならない感じで素敵だと感じました!
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
余韻を一緒に味わえる「受け」が出来るといいなと思っています。しっかり受けてから、次の方に行けるといいなといつも思っているのですが、なかなかいい言葉が出てきませんでした。(笑)
【 表情・相槌編 】
■優しさの伝染
優しい雰囲気や表情で、よく聞いてくれているなーっていうのを感じました。
みんなによく見えるように拍手をしていたり、音だけでなくて、雰囲気で伝わりました。
次回は優しい心で、優しい気持ちを一円対話に持ち込もうと思いました!
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
いつも皆さんに優しくしてもらっているから、自分も優しくなれたのだと思います!
少しでも「オープンな場」になったらと考えていていました。
■表情を真似る
相槌や頷きが大きく、表情豊かに聞き、参加者のオープンな雰囲気を引き出していると感じたので、次回の聴福人の時に自分も大切にしたいと思いました!
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
前回の聴福人さんが、参加者が安心しやすいように、相槌や頷きなどで場作りをしていたので、自分も相槌や頷きを心掛け真似してみました!
■表情が作る場づくり
「表情豊かに笑顔で」とテーマにしていた通り、表情も雰囲気もやわらかで、みんな安心して参加しているようで、改めて表情の大切さを知りました。意識して表情含め、やわらかで安心した場づくりを真似したいと思いました!
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
自分自身では、「表情豊かに笑顔で」を意識し過ぎて、不自然さも感じていました。(笑)
でも、参加者の皆さんが笑顔で、こちらもつられ、子どもが笑うから、こちらも笑うような感じで意識していましたが、つられていたのが大きかったかもです!
【 声掛け編 】
■ナイス声掛け、ナイスタイミング!
●●さんが自由テーマ発表前に、隣に座った方の素敵なところを話し始めてしまっても「話を中断させてしまってすみません!」と場の雰囲気を軽くする声がけが素敵でした。
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
一円対話の参加者がベテランメンバーだったので、自分は、参加者の皆さんから学ばせて頂く気持ちで臨みました。
聴福人はMCではなく裏方なので、人生の先輩方の皆さんを信じ切って聴福人をやらせてもらいました。
■一円対話の意味を伝える大切さ
「一円対話の場が昨年も助けてくれたように、今年も大事にしていきましょう!」と聴福人が、一円対話の意味を改めて伝える大切さを感じました。
また、話しが広がり始めたときに元に戻したり、参加者が話していた内容から席を替えられるように質問をして更に考えを引き出しているところが素敵でした!
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
無意識で話していました(笑)。一円対話の場に助けられたり、磨かれるというか、一円対話はゾーンのようなもので、この価値を語り継いでいかないといけないし、自然と意識していること、一円対話に助けてもらっていることを皆にも伝えました。
【 Zoom一円対話編 】
■Zoom一円対話ならではの注意ごと
参加者が画面から消えても動じず、(ネットワークのトラブルにより)「消えちゃいましたね(笑)。また入ってくるかと思いますので、少しまちましょう!」と笑顔のアナウンスで、場の空気を逆に和ませたところ。
参加者の話の聴き方が、時間が経つほど、話が進むほど、どんどん深くなっている感じがあり、場の空気がとても清らかでした。
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
オンラインセミナーなどを行っていると、ネットワーク廻りのトラブルはよくあることなので、いなくなっちゃった~(笑)と心の中で思いました。ただ、他の参加者の方にも、ネットワークのトラブルはよくあることなので、注意喚起が出来たり、戻ってきたときに変な気持ちにならないように、場を繋いでおけたらと思っていました。
■Zoomならではの事前準備
「Zoom一円対話」に参加する先生方に、Zoom一円対話の流れや表示名の変更方法の資料化など、心地よい場づくりのために環境設定しているところが素敵で、真似たいと思いました!
PC版だけじゃなくて、スマホ版の資料を作っていたところも、らしいな!と思いました。
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
参加される先生が、Zoomの操作で困るのはもったいないですし、聴福人としての環境づくりかなと思いました。カグヤクルーだけだったら別の方法をとったかもしれないですが、参加する先生方の顔を思い浮かべながら準備をしました!
■離れていても、温かい一言
「Zoom一円対話なので、見えないところで何か起きるかもしれませんので、何かあったら言ってくださいね!」という一言。
心配りや思いやりを持って聴福人に臨む姿勢を真似していきたいと感じました。
聴福人に学んだことを聞いてみよう!
Zoomで物理的に離れていますが、心は繋がっているイメージで一円対話を行うことを大切にしました。また、自分自身の傾向として、開始直前にバタつくことを経験しているので、事前に接続テストやルールカードを先に準備したことで、自分に対しても安心感につながったと感じています。