先日、東京都のある保育園の先生とオンラインで園内研修の振り返りを行う機会がありました。
こちらの園では、園の理念を再確認し、職員の皆様が心ひとつに質の良い保育に向かって邁進できるよう学ぶ機会として、年に1回、休みの日を利用し全職員が集まって理念研修を行っており、
ちょうど14代目になられたばかりの新園長と副園長先生からお話をお伺いすると・・・
今年はまず7つのグループに分かれてミッションをクリアし、そこに隠されたお題【(保育理念)(保育方針)(保育目標)(保育方法)の内容に関わるカルタを作る】ということをそれぞれに取り組んだそうです。
「カルタを作るに当たり、(保育理念)(保育方針)(保育目標)(保育方法)を振り返り、コミュニケーション力を深めながら作成していく中、字が上手な職員、絵が得意な職員、色塗りが好きな職員、言葉のチョイスがうまい職員など、それぞれが特性を生かして、信じ合い、協力し合い、感謝し合いながら取り組む姿は、まさに園の理念である『感謝と貢献』そのものだった!」と嬉しそうに話して下さったのがとても印象的でした。
74年という長い歴史のある園ということもあって、歴代園長の見守りも力に、新体制となっても不安どころかなんだかとっても楽しそうに、皆で理念を大切にしながら一丸となり前に進んでいる先生たち。
その様子からは、過去に感謝し、未来に希望を持ち、かけがえのない今を楽しみ歩んでいくという大切なことを教えて頂いた思いです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子