私は会社のある新宿から家が遠いため、毎日、通勤時間に約2時間をかけています。
最寄り駅に着いた時点で急行は満席。そのため敢えて少し早い時間に家を出て、座ることの出来る準急や各駅に乗り、新宿までの約1時間半の中で諸々の仕事や実践を行うのが毎朝の日課になっています。
最初の頃は通勤時間の長さを大変だと思っていましたが、次第にこの限られた環境・時間があるからこそ、かえって集中して物事が行えているのかもしれないと思うようになり、
毎日のこの通勤時間の長さが、不都合のようで実は意外とそうではないと思えるようになりました。
むしろ時間などに余裕がある時ほど、間延びしてしまったり、先送りをしてしまうようなことがあるのかもしれません。
人の長所や短所も同じように、それを「善し悪し」と自分の価値観で判断するか、どちらにも意味があり「丸ごと活かせるもの」と感じられるかどうかは、『一円観』というような物事の観方次第なのだと思います。
変わらない「条件」の方を気にするよりも、変えられる「受け取り方」の方が澄んでいるかどうかを、常に確認していたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友