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聴福人・一円対話

協力して働く風土づくり

一円対話を通じて仲間との対話や認め合い、学び合う文化を大切にしています。また、起きた出来事を『良い』『悪い』という価値観で観ず、『福』に転じていける聴福人(ききふくじん)を目指して最幸の働く環境づくりを大切にしています。

こころ

最善観

昨日、年に一度の「お天道様面談」がありました。

 

かつては「年俸改定面談」とも呼ばれ、どこか緊張感のある面談でしたが、3年前から名前を変え、スタイルを変え・・・今では、会社や仲間、自分自身の1年間を振り返られる、とても豊かな時間となっています。

 

そんな面談の中で、

 

ちょうど先日、社内でのクルー間の責め合うやりとりから、心をいためたり、周りや自分自身さえも信じられなくなったことについて、

 

「あれは本当に必要なことだったと思います。そうはいってもいいことだったなぁ・・・とまではまだ思えてないんですけど。そう思える強さは、私にはまだないですね。^^;」

 

・・・などと振り返っていると、

 

「いいことよりも、必要だったと思えることって大事じゃないですか。」などとお言葉を頂き、それによってなんだか気持ちが晴れるようなかんじで、その時初めて、頭ではなく心から「ああ、やっぱりよかったなぁ」という思いが湧き出てきました。

 

また、そこから自分のこの1年のテーマややりたいことなどが、どんどん出てきて、面談のおかげで、前に進む力を頂くことができました。

 

ちょうど先日、「致知」という本を通して知った「最善観」という教えがあります。

 

「いやしくもわが身に起こる事柄は、そのすべてが、この私にとっては、最善なはずだというわけです。それ故、われわれは、それに対して一切これを拒まず、一切これをしりぞけず、素直にその一切を受け入れて、そこに隠されている神の意志を読み取らねばならぬわけです。」

 

人生でどのような出来事に遭遇しようとも、天命として謹んで受けなさい・・・というこの教えが「まさに」と当てはまるような気さえしてきますが、

 

自分たちの変化や成長が、お客様やその先の子どもたちへと繋がっていくからこそ、いいか悪いか、正しいか正しくないかよりも「必要だった」という「聴福人」的な受け容れ方をしながら、このプロセスの一つひとつを大事にできたらと思います。

 

そして、沢山の見守りや愛、ご恩を感じるからこそ、感謝やそこからくる礼儀を忘れないようにして、仲間と一緒に、それぞれが自信を持ち自分らしさを尊重し合って今ある幸せに気づけるように・・・恩送りの働きができたらと思います。

 

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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