最近、強めの雨にみまわれ、移動など大変でしたが、よくよく振り返ると、今は二十四節気の「穀雨」。
春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので、雨で潤った田畑は種まきの好期を迎えているのですね。
また、穀雨と別に「瑞雨(ずいう)」という言い方があったり、草木を潤す雨を「甘雨(かんう)」とも言うそうで、命を育む雨を敬って呼ばれたこれらの言葉から、先人が持っていた自然を敬う心が感じられてきます。
そう考えると、近頃、暖かくなってきて土の乾きやすさを感じていたこともあり、この春雨は、穀物だけでなく植物にとって、まさに恵の雨だと感じますが、
実はそんな植物によって、私たちの命も支えられていることを思うと、それこそ、私たち生き物への天からの贈り物だと見方が変わってくるものですね。^^
先人たちの自然を敬う心を見習いながら、色々な助けや支えに気付いて謙虚に優しくなれたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子