先週のことです。
足の親指を骨折してから2か月とちょっとが経ち、
全治3か月ほどとお聞きしていましたが、
中々骨がくっつき始めず、まだまだかかりそうだと診断を貰いました。
(長ければ1年以上かかるかもしれないとのこと)
これが意外と、自分の中ではショックだったようで。。。
それまで、自転車で通勤するのが楽しみだったのに、
急に元気がなくなり、体調も崩れたり。。。
これまで、骨折してからというもの、
自分が出歩いたり動いたりする関わり方ではない方向へ
意識を向けるチャンスだなと感じたり、
通勤も自転車で健康的な暮らしへと変えていくチャンスだと感じたり、
周りからも、これを飲んだらいいよと、
有難いことに色々と気遣って頂いたりと
骨折も悪いものじゃないな、むしろ骨折のお陰だなと
感じることばかりだったのですが、
急にその診断を受けたとたんに、
心の奥底からこの骨折のことを「不幸」「辛い」「大変」と
感じている自分が前に出てきてしまいました。
不思議なもので同じ骨折の状態でも、
心が骨折のことをどう感じているか、どうとらえているかという
「前提」が違うだけで、こんなにも心も体も変化することを思うと、
物事の見方というのがとても大切なことなのだと感じます。
チャンスと感じるか、不幸と感じるか。
有難いと感じるか、不満と感じるか。
あるものを見るか、無いものを見るか。
様々な出来事はいつも、自分自身にそれを問いかけてくれているように感じます。
今の現状もまた、きっと自分にとって意味のある事。
数日経ち、改めて今、この状況でなにが見えるのかと目を閉じると、
「やれないこと」よりも「やれること」が増えたということ。
それに気づきました。
骨折という環境に置かれることで、
「自分で何でも何とかしよう」としなくなろうとしたり
「お願いすること」が少し?!出来るようになったり、
「無理しすぎること」の意味が分かったり
「家族と過ごす時間」が増えたり
「たくさんの暖かい寄り添い」をもらえたり
「笑って」もらえたり
「共感」してもらえたり
「大事」にしてもらえり
「助けて」もらったり。
自分の人生で必要なモノを沢山いただいていることを
実感します。
「失った」とかんじていることも、
「失った」ようにみえるけれども
本当はどうなんでしょうね。
それがむしろ、、、今の自分にとっては
文字通り「足枷」になっていたのかもしれませんね(笑)
ミマモリスト
眞田 海