カグヤで働きたい!そう思ったきっけかに、当時、大学生のインターン中の時期にある園での研修のワンシーンに立ち合ったことがあります。
「保育士になったきっかけ」を先生方にお聞きしていく中で、「子どもが好きで保育士になりました」「子どもの頃、担任してもらった先生に憧れ保育士になりました」と話が続く中で、ある先生が泣きながら「朝起きると子どもたちに会いたくないって思ってしまうことがあるんです」と気持ちを吐露されるのを聞きました。
それまで、子どもたちに自分が関わって何かしてあげたいという想いが強かったのですが、その先生の想いを聞き、「困っているのは子どもだけではなく、先生たちも困っているのだ!」とその時、カグヤで働きたいという想いが強くなりました。
そう思ってから7年が経ち、この想いを改めて整理する時間、他のクルーもそれぞれの初心を確認するため面談の時間が設けられました。
そして、私はカグヤで「保育者が子どもを好きでいられない困った状態を取り除き、保育が好きで楽しいと感じられるような働きをしたい。」
カグヤという会社を「保育者のために自分たちが楽しく充実して働けるような子どもの憧れる会社にしていきたい」と入社した頃はまだ漠然とした想いが、より明確になりました。
保育書類のことや行事、他園への見学など、先生方とお話をする中で様々なお困りごとをお聞きし、他の園さんから実践を教えて頂いたり、一緒にその課題を悩んだり、改めて明確になった初心ですが、すでに入社した頃から、カグヤで働きたい!と思ったきっかけのままに働かせて頂いていることに、この仕事のやりがいを感じます。
もし、あの時「朝起きると子どもたちに会いたくないって思ってしまうことがあるんです」という一言を聞いていなかったら、今の自分はいるのだろうかと思うほど、人生を左右するものになっていたことを感じます。
定まった初心から日々自分自身を振り返り、先生方と一緒に保育の仕事に携わっていきたいと思います。
ミマモルジュ
奥山 卓矢