今日は、長崎のあるこども園に午前中から訪問し研修を行いました。
そんな研修も終盤の頃、サイレンの音がきこえてくるのと同時に、お客様から「すみません、一緒に黙祷をお願いします。」と。
それをお聞きして、今日は長崎原爆の日であることを思い出し、1分間の黙祷を行いました。
後からお聞きしてみると、昔からこの日は小学校も登校日にしているそうで、原爆投下時刻の午前11時2分には、毎年みんなで黙祷を捧げているとのことで、風化させない意味でもとても大事なことだと感じました。
そして、改めて自分自身を振り返ってみると・・・
母が広島出身で、ご先祖様の多くが広島の原爆により命を失ったため、8月6日に黙祷を行うことはあっても、長崎のこの日に黙祷を捧げたのは人生で初めてだったように思います。
そう考えると、自分自身も含め、戦争を体験していない世代がどんどん増えていく中、今ある平和があたりまえでないことに気付き、悲劇を繰り返さないためにも、広島や長崎に住んでいるいないに関わらず、黙祷を捧げることをもっと大事にしていこうと感じました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子