先日、雑誌等の企画編集の仕事をしているママ友から、立ち上げに携わったというwebコンテンツを教えていただきました。
“東京すくすく”
https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/
子育て中の新聞記者さんたちが運営されているそうですが、その中で紹介されていたコラムにとても共感し、子育てをしている中で感じていた違和感のようなものはそこからきているのかもしれないと思った一文があります。
『今を生きる子どもたちは、制限ばかり加えられて自由な気持ちの発散がないように見えることがあります。誰も子どもの言い分などに心から耳を傾ける人がいなくなってしまう時代が、もうすぐ目の前にやってきてしまうかもしれません。』
自分が子どもだった時代が今と比べて良かったのかは分かりませんが、少なくとも今より気持ちを発散できることが多かったように感じますし、制限が少なかった分、自分で考え、行動し、解決していく場面が多かったように感じるのです。
いつからこんなに子育てがしにくい窮屈な時代になってしまったのだろうと思うことがありますが、その時代を作っているのは自分たちであることも感じています。
子どもは大人を映し出す鏡だとよく言われますが、社会も映し出しているのかもしれません。
子どもの声に耳を傾けるために、関わる大人が程よく力を抜いて、子どもと一緒の時間を楽しみ、心動かされながら過ごしていくことを忘れてはいけないのだと、記事を読んでいて思わされました。
自分が今、子どもに向けている眼差しが子どもだけではなく社会を作っていくのだということ。
子どもが安心して自分を発散できるためには何を大事にしていったら良いか、子どもの姿を見たり、いろいろな人と繋がりながら考えていきたいと思います。
美化コーディネーター
眞田 由莉