昨日はお客様が取り組む「一円対話」について発信させて頂きましたが・・・
◆見守る
http://www.caguya.co.jp/hoiku/19029.html
「一円対話」は企業文化や風土づくりの一環としても存在するわけですが、「続けることで一体どんな文化ができるだろう」と改めて考えてみると、
理念や初心を大事にしながら働く文化や、やることばかりで忙しくならないように、プロセスを味わったり改善に繋がるための振り返りの文化が築かれたり、仲間の長所を見ていくことや、自分の価値観や思い込みではなくそのまま丸ごと受容して聴き合うことにより、オープンで風通しのよい見守り合う風土が醸成されたり・・・と色々思い浮かびます。
そのため「一円対話」の内容や流れなども、それぞれ目的やねらいがあって今の型になっているわけですが、
たとえそのやり方がよかったり効果があったとしても、昨日のブログでのお客様のように、自分たちで違うやり方をやってみることによって、実際にメリットやデメリットを体感できたというのは、長い目で見た時にとても大事な体験であるように感じました。
自然を見ても、花が咲き実を結ぶには、目には見えない「根」がしっかり育つことが大事なこと。
そういう意味では、文化や風土はすぐにできるものではありませんから、むしろこのように色々と試行錯誤し失敗も含めて体験しながら「自分たちのこと」として取り組んでいくことこそ、しっかりと根付いていくことに繋がっているのかもしれません。
思えば自分自身、就職活動の時にカグヤの企業理念や働く目的、目指す風土などに憧れ共感したものですが、実際にそれを体現し根付かせるのは他でもないそこで働いている私たち一人ひとりですから、その自覚を持って自分の信じた道をあきらめず、時間がかかるからこそ、今、目の前で出来ることをひたすらに打ち込んでいきたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子