良い習慣を持つことは自分自身を助けてくれることに繋がりますが、
その習慣を守ることばかりに意識が行くと、
習慣を守ることはできても、自分も周りも楽しくなくなっていた。
なんて、そんなことはよくあることです。
気付かないうちに、意固地になって同じことを繰り返しているうちに
良い実践なはずが自分をむしばむことすらあるように感じます。
物事は何事も偏っては毒になる。
そう最近の出来事で教えてもらっているように感じます。
「うまくいく」ことに拘り過ぎては、その道を楽しんだり味わえなかったり、
「良い人」に拘り過ぎては、見えないところで無理が祟ったり。
子どもたちを観れば、良いと思えることも、悪いと思えることも、
頑張るときも、頑張らない時も、まるで潮の満ち引きのように
どちらも見せてくれます。
両方があるからこそ、満ち引きの間のエネルギーが発生するのだと思います。
引いた力が次への満ちる力となり、それはまるで、
振り子のようにどんどんと力を蓄えているように感じます。
振り子のような生き方の中には、
無理をしない子どもたちの智慧があるようにそう感じます。
ミマモリスト 眞田 海