昨日から新年度が始まり、東京では満開の桜が新生活を応援しています。
先週末は子どもたちの保育園時代の仲間とお花見をしましたが、日中も気温があまり上がらず、ホッカイロを持ちながら冷たいビールを飲むという、我慢大会のような図になっていました。
それでもやっぱり桜が満開になっていると心が躍るものですね。
桜以外にもその時しか味わえない旬のものはたくさんある中で、昔から桜は日本人にとって神様が宿る特別な存在であり、今でもその特別な感覚は変わらないのだと思います。
子どもたちの中には桜の木に登ろうとしたり花を触ろうとする子もいて、そのたびに注意しようとするのですが、私たちより先にまわりの方が注意して下さるという場面がありました。
なぜ注意されたのかを子どもたちにきちんと伝えなくてはいけないと思い、桜はとてもデリケートで枝を一箇所折っただけでも腐ってしまうことがあることや、沢山の人がこの桜を見に来ていることを伝えました。
今回はたまたま桜でしたが、大人の当たり前や常識は子どもがいるとそうとは限らないので、今回は「お花見」という場を通して、また一つ子どもと一緒に勉強できた気がします。
桜に対する想いは様々ですが、子どもたちにお花見という文化が楽しいまま継承されるよう、私たちも常に勉強していきたいと思います。
美化コーディネーター
眞田 由莉