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希望の循環

最近、インターン生やお客様など、初めて会社にいらっしゃる方が多く、そんな方々が発するお話から、改めて自分たちの会社のことを理解することも多くあります。

 

そんな中で、特に嬉しく印象深かったお話は・・・

 

「働く人のイメージは、パソコンをバチバチ打ってロボットのように働くものだったけど、ここでは皆で丸テーブルを囲んでマグカップ並べ飲み物を飲みながら、こんなことをしていて面白いなぁと思う。(この日はちょうど初心会議日で、皆で円卓を囲み朝食をとり社内木鶏をしていたところでした)ここに一緒に座っていることもいいなぁと思えた。」

 

というインターン生のお話と、

 

「理念を掲げている組織は沢山あるけど、こんな風に本当に優先してやることってできるんだ。希望が持てますね。自分たちもできることからやってみよう!」

 

というお客様のお話でした。

 

・・・というのも、「大人になりたくない」「仕事をしたくない」と思っている子どもたち(大人もですが)にとって、少しでも、大人になっていくことや社会で働くことに対して、夢や希望を持てる存在として、自分たちや会社があれたらいいなぁと感じていたり、

 

個人や会社にとって、大事にしたいはずの目的や理念があっても、それが既存の価値観や世間のルールなどによってあきらめざるを得ない・・・ということをなんとかしたい、工夫と環境次第では、本音と建前を使い分けず正直に働くことが許されるはず、それを実現させたい・・・と願い、やってきたところがあったのですが、

 

今回のお話の内容が、それこそそんな風に自分が憧れたり目指していた働く人のイメージや会社像でもあったからです。

 

それは楽しい時も苦しい時も、皆であきらめずにやってきたことによって、いつのまにか少しずつ形に風土になってきているのだと実感できて、思いがけずなんだか自信を頂けたような思いでもありました。

 

自分自身も、あきらめずにやってこられた方々の背中を見て、希望を抱き勇気を出せていることばかりで、そういう意味では、この世界はみんな繋がっていて循環しているわけですから、改めて、今自分ができることを一所懸命にやりきって、少しでも希望を繋いでいけたらと思っています。

 

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子