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聴福人・一円対話

協力して働く風土づくり

一円対話を通じて仲間との対話や認め合い、学び合う文化を大切にしています。また、起きた出来事を『良い』『悪い』という価値観で観ず、『福』に転じていける聴福人(ききふくじん)を目指して最幸の働く環境づくりを大切にしています。

こころ

情報共有

チームで働く上で、情報共有は大事なことだと感じますが、それは単に、仕事の進捗や知っている情報ということだけでなく、一緒に安心して円滑に働こうと思うと、心情面なども欠かせない大事な情報だと思っています。

 

また、それらの情報を「仕事だから共有して当然」「チームだから共有すべき」と言うのは簡単ですが、実際にやるのが難しいのであれば、他に方法や環境を考えた方がよいことも感じます。

 

そして、情報共有の度合いは人それぞれであり、それはそもそもの性質や積み重ねてきた仕事のクセ、チーム内での関係性、または「この情報は共有する必要はない」という判断からあえてしないなど、様々な理由が考えられます。

 

こんな理由をみた時、自分が今からすぐにでもできそうなことを考えてみると・・・

 

勿論、情報共有の体制や仕組みなどの工夫や見直しも必要ですが、大前提としての自分の眼差しや心持ちがどういうものかを見直してみることが必要だと感じています。

 

例えば、情報共有を求める時。

 

「言ってくれないと困るんだけど」と「言わないでひとりで抱えて大丈夫かな」というスタンスでは全然違いますし、

 

情報共有を求められる時も、

 

「そんなことまで言わないといけないのか」と「心配かけてごめんね」「見守ってくれてありがとう」ではなんだか全然違う気がします。

 

そう考えると・・・

 

自分が発信する側の時は、周囲からの見守りに気付くことで、共有したり伝えたりということが自然としやすくなりますし、受信する側でみれば、相手を心配し見守っている感覚が大きいほどに、こちらからきいてみたり、言ってもらえたり・・・ということがしやすくなるのかもしれません。

 

一緒に働く仲間同士、お互いに見守り合っているわけですから、そんな風に地道に関係を築いていきながら、頭で「仕事として共有すべき」と考えるよりも、チームの絆の中で心から「知ってもらいたい」「知りたい」と共有しているような感覚、自然体な組織を目指したいものです。

 

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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