世の中では、実際の仕事実務そのものが
働く目的とする人もいれば、
働く目的を達成するために、実際の仕事実務を
変えていく人もいるのだと思います。
どちらが優れているのか、豊かなのかというよりも、
もしかすると切り口の違いなのかもしれませんが、
アーティストや職人といった一つの「道」を究めよう、
深めようとして、その「芸」などの一道から世の中を照らしていくような
そんな歩み方もあれば、
「理念」や「目的」を達成するために、
その時々に頂いている機会やご縁にあわせて自分自身の実務を
変えていくような歩み方もある。
それは人によって様々なのだとは思いますが、
どちらにも、大変さや豊かさがあるのだと思います。
豊かさを失ったり、道を外れてしまったような
不安や迷子になったような気持ちを感じる時こそ、
「何のために働くのか」という
自分自身の働く目的を少しでも自分自身が思い出してあげたり、
決めてあげることや、自分はどちらを歩んでいるのかという
足元を自分自身が見てあげることなのかもしれません。
しかし、そんな時ほど一人で決める元気がなかったり、
不安が拭えず良く見えないものです。
人の優しさに触れたり、暖かさに触れたり。
何もせずに元気が出るまで。不安がなくなるまで。
待って寄り添ってくれる「人」や、
待って寄り添ってくれていると感じられる「存在」があったり。
「地球」も含めて自分自身を完全肯定して
「存在」そのもので見守られていると感じられる体験は
幼少期に限らず、人生のどんなタイミングでも頂けるもの。
そんな素敵な出会いのご縁結びに関われる働き方や生き方を
探求していきたいものです。
ミマモリスト 眞田 海