2年生の息子は買うある宿題の中でも、
「あのねノート」という宿題が大嫌いです。
この宿題は、先生に毎日提出するのですが、
その日にあったことや、気づいたことなどを
ノートに書いて提出をするものです。
あまりに大嫌いで書かずに学校へ行き、
そしてそれを先生に伝えるのが嫌で学校の校門を前にして
家に勝ってきたこともあります。
なんでそんなに嫌いなのかを聴くと、
「文字を書くのが嫌」
「やらされるのが嫌」
と、、、宿題に対する全般的な受け止め方が「やらされる」と思っているようです。
とはいっても、音読や漢字、計算は嫌でもやっています。
それなのに、なぜ、「あのねノート」だけこんなに嫌がるのか。。。
随分と我が家でも、先生ともこの「あのねノート」ではモメました。
が、先生がもう一度、この宿題の趣旨を息子に話してくれたことがありました。
「本当にどんなことを書いてもいいのよ、例えば〇〇君(息子)の今興味があることや
家で楽しくしていることとか、本当にどんなことを書いてもいいのよ」
と言ってもらえたことで、ようやく理解できたようです。
今までは息子は
「ちゃんと宿題だからいいこと書いたり、調べたり勉強しないといけない」
と思っていたようで、その日から随分と
「あのねノート」に主体的に取り組むようになりました。
今までは3行書くのに1時間以上掛かっていた日々でしたが、
今では、3ページ以上書くような日々に。
「自分が好きなように、自分の好きに決めてよい」と理解すると
こんなにも変わるんですね。
「何のために」という根本理解を相手がどう理解しているのか。
何を嫌がっているのか。何に引っかかっているのか。
それをしっかりと理解していく大人の寄り添いは、
見守れる子どもを育んでいく為にも、とても大切なことなのだと
小学校の先生から教えて頂いたように感じます。
ミマモリスト 眞田 海