今年のおみくじには、
「このみくじにあたる人は暗夜より月夜になるがごとく
心のうれいとけさってよろこび事にあうなり
たゞしおよそ月もみつるときはかくるなり
すべての理みなかくのごとし故にいま満月の時に急にせよ。
やがてかけるとき時あり、いう事をしめすなり神仏を信じてよろし」
とありました。
物事には満ち欠け、タイミングというものがある。
良い時もあれば悪い時もあり、
それもまた月の満ち欠けのようなものなのだ。
今年はその満ち欠けが満ちていく年だからこそ、
思うことや挑戦は欠ける前に先んじてやりなさい。
また欠けていくことを前提に謙虚に信心深く過ごしなさい。
そんな風に受け取りました。
物事は「良い」「悪い」で捉えるのではなく、
一見「悪い」ことであっても自分の受け取り方を
善いように受け取ることが大切なのだと感じます。
しかしそのためには、月の満ち欠けのように、
時代の流れや、自分のいのちのリズムを感じ、
どちらに進もうとしているのかを理解しようとすることなのかなとも思います。
今年はそんな感性を磨く一年にしていきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海