皆で同じことをするのが平等という価値観と
それぞれの必要に応じてするのが平等という価値観があります。
皆で同じことをするのが平等というと、
それは発達の違いや興味関心の違い、置かれた環境や能力や性格の違いなどの
個人さを考慮せず、誰にも同じようにすることが平等という考え方なので、
誰かにマッチすれば、誰かにはマッチしないものであり、継続すると不満や無気力
主体性の欠如など様々なことを生み出す原因となります。
子どもの発達や保育のことなどで考えると分かりやすいですが、
意外と大人ではこの偏った「平等」が横行しています。
休日や給与に対する考え方などに意外とこの「平等」の価値観が
関わってくるように感じます。
また皆に同じくという考え方は、ここを配慮しないでいいので、
個々のことを把握する時間も必要性も排除出来るので効率的に見えます。
しかし、実際にはそこから先ほどの副作用が生まれ、
非効率性を生み出してしまいます。
もっと、有機的にそしてルールではなく誰もが幸せになれる寄り添い方を
考えていく必要があるのだと思います。
ミマモリスト 眞田 海