今日は来社頂いたお客様との仕事の中で
改めて感じたことがあります。
誰かのためにと思って作るものと
この人のためにと思って作るもの。
どんな違いがあるのかと考えることがあります。
誰かって誰なんでしょう。
実在しない人のために作っても、
誰のためにもならないことが多々あるように思います。
誰かのためにと料理をする人がいないように
本来、物を作る時には実在する対象がいるはずです。
その人のことを想うから、自分に何が出来るかと、
具体的な自問自答が始まるように思います。
会社の企画書や、HPなどから始まり、
「公」と名がつきそうなものほど、誰のためか分からなくなるような
仕事の仕方をしてしまうことが自分の癖としてあるのだと感じます。
誰かのためになったことが、他の人のためになるかもしれません。
だから、いつも目の前の具体的な誰かのために、全力を尽くしてそして形に
していく必要があるのだと思います。
商品開発はお客様と共にあるのには、そんな理由があるように思います。
対象なき仕事にならぬよう、注意していきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海