経験と知識を持つと、
相手への寄り添い方を頭で行うことが増えてきます。
心を使う前に、頭で反応してしまっては、
それは相手への共感を忘れ、時には人を苦しめることもあるのだと思います。
正論は所詮、正論です。相手が喜ばなければ、
相手の心に響かなければ、意味がないのだと感じます。
心と接するには自分が心で接しなければなりません。
私は、気が付くと相手のためにと一緒に考えることを優先し、
頭ばかり働かせていることがあります。
心を働かせ、心を通わせ、心で共感するというのは
相手の立場や気持ちを(その深さが分からないからこそ)慮ることなのだと気づきます。
働かせる順番を忘れぬようにいたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海