日本人の文化で特徴的なものはどんなものなのだろうと
考えることが最近増えてきています。
日本という国は独自の文化を守り続けてきた民族というよりも、
どちらかというと様々な国々の文化を取り入れて混ぜ合わせるのが
上手な国という印象があります。
東洋思想も、西洋思想も、仏教も神道もキリスト教もイスラム教も
色んなものを自国に取り入れて、宗教戦争が起きない国。
とても不思議です。
思想に限らず、料理も世界か国の料理を取り入れたり、
日本人らしくアレンジしたり。
カレーもピザも、パスタも、なんでも日本人らしく美味しくして、
それが世界でもまた好評だったり。
そんな「取り入れ方」や「受け取り方」が上手な国。
っていうのも何だか面白い文化だと思います。
それは、どの国の考え方が正しいとか、どの国が間違っているとか、
日本が一番だとかという、比較競争の世界からの脱却でもあるように思います。
和を以て貴しとなす
という言葉の意味を改めて考える機会となっています。
ミマモリスト 眞田 海