今月から娘が学習塾へ通い始めました。
習い事も勉強も本人がやりたいようにさせてきましたが、自分から「塾に通いたい」「中学受験をしたい」と言ってきたため、親としてはバックアップをするのみです。
まだ数回しか通っていませんが、大好きな算数演習があった日は楽しそうに帰ってきて、苦手な作文のあった日はだいぶお疲れ・・・若干イライラして帰って来るという分かりやすい感じですので、娘にとって意味のある場になっていることが想像できます。
ですが、そんな娘を見ている息子は焦りを感じてしまったのか、「自立なんてできない」「勉強苦手だから将来はニートだ…」など、口にすることが多くなりました。まだ小学2年生なのですが。
普段から“我関せず”な息子にはとても珍しいことです。
先日も食事をしている際に
娘「将来のために今勉強した方がいいよ」
息子「今しか遊べないんだから遊んだ方がいい」
娘「でも遊んでたら本当にニートになるよ!」
息子「でも子どもなのに勉強ばっかりしてても面白くないじゃん」
娘「じゃあいつ勉強するの?!子どもだから勉強するんでしょ!」
息子「別に勉強なんてしなくても生きていけるし!」
いよいよケンカになりヒートアップしてしまったので、「どっちも間違ってないよ~」と割って入ることに。
本当はとことん話し合ってみてほしかったのですが、ケンカになりお互いを尊重できなくなってしまったので仕方なくの措置です。ピーステーブル(対話の席)へ移動するべきだったでしょうか…。
どちらが正しいかなんてなく、今やりたいこと、やるべきことは人それぞれ違うことを伝えましたが、自分と違う考えを受け入れるのは大人でも難しいことです。それが家族ならなおさらだと思います。
でも“我関せず”ではなく、自分の考えを伝えようと思う気持ちを持ってくれたことはとても嬉しい出来事です。
しっかり者の姉とのんびり屋の弟。(今のところはそんな感じです)
タイプが違うと両極の考えを持っているので化学反応が面白いものです。
今は違うことを受け入れるのは難しいかもしれませんが、今回の様に話し合うことを繰り返すことで、違うからこその素晴らしさや面白さに気付いていくのかもしれませんね。
しかし・・・以前と比べるとケンカの内容のレベルが高くなったものです。
美化コーディネーター
眞田 由莉