昨日に続き、ひな祭りについてですが、
◆思い出のひな祭り
http://www.caguya.co.jp/kurashi/27102.html
当時の晴れ着を見ていると、後ろに「撫子(なでしこ)」の紋章が入っていることを母が教えてくれました。
「あれ?確かうちの家紋は『七つ星』ときいたことがあったような・・・?!」と思いきいてみると、
西日本には、母から娘へと代々受け継ぐ「女紋」という風習がある地域もあるそうで、母は広島出身ですからその関係からか、女性は代々この「撫子」の紋が使われているとか。
これまで全く知らなかったので、驚きでした。^^;
撫子は秋の七草のひとつで、昔から日本女性を大和撫子と言っていたり、女子サッカーの愛称が「なでしこジャパン」だったりするほど、日本にはなじみ深い花になりますが、撫子紋について調べてみると、通常は河原に咲くので「河原撫子」ともいい、美しい花だけに家紋に多く採用されていたとか。
美濃の斎藤氏がこの紋を使っていたという話もあるようで、最近、大河ドラマを見ていた私にとっては、ちょっと身近に感じるものが。^^
それにしても見た目こそは非常に可憐で儚げな雰囲気すら感じられますが、実際は、ガーデニングでも育てやすい花として人気がある程、丈夫な一面も。
実際に「大和撫子」には「態度は控えめだけど内面は強い女性」という意味もあるそうですが、せっかく今回「撫子紋」に出会えたこともありますので、そんな撫子の花のように、見た目はたおやかで優しげでも、中身はしっかりした芯の強い女性を目指したいものです。
かぐやかコーディネータ
宮前 奈々子