祝いたい気持ちと、離れたい気持ち。
先日母親の還暦の誕生日がありました。
この日のために色々と考えていたことはありましたが、今のこのご時世、
直接会ってお祝いをするわけにもいかず、遠隔でのテレビ電話でのお祝いとしました。
そこで思うのが、あって盛大にお祝いすることも大切ですが、こんな時だからこそ、お互いに思いやり、感染しあわないようにと考え合い、配慮しあうこともとてもまた大切なことであったと思います。
むしろ、会ってお祝いした方がこれほどのお思いは生まれず、むしろ淡々としたものだったかもしれません。
数週間にわたり、今の事態を踏まえながら、「親族一同」会わないと選択できたことは人生の中で還暦の日に会ってお祝い以上に大切なことだったように思えるからです。
当たり前にできることの幸せと、あたりまえでないことの感謝。それに気づけるというのは気づけないよりも大切なこと。その想いを十分にかみしめながら、いつかお祝いが出来る日をまた楽しみにしていきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海