昨日、無事に母の葬場祭を終えることができて、一区切りついたところがありますが、
宮司さんから頂いた「命には限りがある。自分が持っている愛情を使い切ったのかもしれませんね。」というお言葉から気持ちも少し整理することができました。
そう考えると、母はもうこれ以上出しようがないと思える程、本当に出し惜しみなく私たちに愛情を注いでくれました。
そんなこともあって、親を失うことによる想像をはるかに超えた喪失感の大きさを実感しているわけですが、私や兄だけでなく、父やお嫁さん、孫たちを含め家族親族たちみんなの涙や表情、母との想い出話などをきくと、親だからではなく、あの愛情に溢れた母だったからこそこんなにも大きな喪失感なのかもしれない・・・とその人柄、存在の大きさを感じるものも。
母からもらった十分すぎるほどの大きな深い愛情は、もう直接お返しすることはできないけれど、家族には勿論、関わる周りの方々へと還元していくことで、いずれまた母に届くよう、愛の循環ができたらと思います。
そして母が人生を通して、命をかけて教えてくれたよう、強く優しく美しく愛情深く自分らしく・・・そんな風に生きていけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子