家族葬を終え少し落ち着いてきたこともあり、昨日は母の訃報を含め病院の先生に兄と一緒にご挨拶にいきました。
先生も驚きを隠せない様子で、最初に病院で診断した時のデータを見ながら「データでは異常がないんだけどな」と。
正直「それは最初のデータなんだから、そこから2週間経過する中で、そんなデータじゃなくて、その時その時の母をちゃんと診てもらいたかった」という気持ちが湧いてきたのですが、
「わざわざありがとうございます。お力になれず申し訳なかったです。」という言葉に「今更それを言っても仕方ないか。」と病院を後に。
帰り道、そのことを兄に話すと、「いや。あれは本当の話で、本来あの診断結果で2週間で命を落とすというのはありえないくらいのことだったんだと思うよ。今日色々話きいてみて思ったけど、あの先生はベストではないけどベターではあったよ。」と。
そんな兄の言葉に、同じ話をきいてもそんな捉え方、解釈があるのかと思い、やっぱり自分の思い込みや自分側からだけの捉え方は危ないなと感じ・・・自分自身も少し気持ちがおさまるものがありました。
色々な場面で、ひとりじゃなくてよかったと実感しています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子