組織が一番大切にしたいと思う事。
組織は一体何のためにあるのかという存在理由。
それはその組織の理念の実現だと思います。
そして、その組織に所属する人々一人ひとりには組織の理念とは別に、
それぞれに「一番大切にしたいと思う事」「いったい何のために生きるのか」という存在理由があります。
組織の「理念」と自分自身の生きる理由・働く理由である「初心」。
理念と初心の2つの関係性はとても重要なものだと思います。
職に就くときも、就いてからも、1年ごとにでも、半年ごとにでも、
その関係性は変わってきます。
何故なら、人は自分の初心を忘れますし、そして組織の理念をも忘れてしまいます。
何方も忘れれば、働くことが目的となったり、生きることが目的となったり、
目的を忘れてしまうことの怖さは、人生に大きな影響を与えてしまうことだと感じます。
組織が個人の「初心」を与えることはできませんが、組織が個人の「初心」を思い返す場や、組織の理念を思い返す場を作ることは可能です。
また、思い返すだけでなく、仲間同士で学び合ったり、磨き合ったりする場を作ることも可能です。
カグヤでは「初心フィードバック面談」という場を用意しています。
それは、面談相手を評価したりするものでもなく、人事考課をするものでもありません。
初心と理念を大切にできる場を作り、その豊かさに感謝する場を作る。
場づくりの連続が豊かな文化を作っていく。
評価や比較では良い文化は生まれないように思います。
ミマモリスト 眞田 海