今日も当主や主張に同行していたクルーからの学びを沢山頂きました。
家庭も社会も会社も、「一緒に育てる、育むもの」であって、
どちらかが一方的にぶら下がったり、貰い続けたりというものではないという事です。
この企業に就職できれば安泰、高学歴高収入、好青年と結婚出来れば安泰。
そんな時代ではないという事だと思います。
場の研究所の清水さんからは、「与贈」という言葉を教えて頂きました。それは場やゾーンということの学びの入り口であり、大切な切り口でした。
場はどうすることで好循環し、育つのか。
それは、場に見返りを求めない貢献であると清水さんから学びました。
与贈という言葉をまた、清水さんはマザーテレサの言葉を借りてこう表現されていました。
『愛は分かち合わなければ、何の意味もありません。愛は行動に移されるべきものです。見返りを期待せずに愛さなければなりません。愛そのもののために何かをするべきで、何かを得るためにするのではありません。見返りを期待するなら、それはもう愛ではないのです。本当の愛とは、無条件で、何も期待せずに愛するということだからです。』(清水紀子訳)
家族、社会、会社という場を育むということの原点にはこういった背景をもった行動が大切なのだと感じます。
これを「愛」と呼び「徳」と呼ぶのかもしれません。
反対に、見返りを求め、相手の変化に影響され、行動が変わっていく「愛」や「徳」は「哀」や「得」の概念なのかもしれません。
ミマモリスト 眞田 海