研修の一環でかつお節削りや掃除など様々な体験の場がありました。
体験の場を用意するという事の一番の面白さは、参加者がどう反応し、何の気付きを得るのかが
わからないことにあるように思います。
そんな無責任な、、、と思うかもしれませんが、
「場」を用意するという事はそういう事です。
教えることは簡単です、詰めこむことも簡単です。
しかし、それをやればやるほど本人の主体性は失われて行きます。
それはいわゆるところの保育所保育指針にソグワナイ。
それは、発達を邪魔するという事です。
相手が必要な学びの環境と体験の場を要するという事。
その相手に合わせる環境準備のための「聴く力」と「発達理解の力」「環境設定の力」。
そして「信じて見守る力」
その4つがあるからこそ、信じて見守れるわけです。
皆と一緒に育つという概念は、教える・教わるでは想像がつかない境地の世界です。
改めて、この世界を深めていきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海