私たちは10数年、「社内木鶏」というものを行っています。
https://www.chichi.co.jp/study/contentsstudy/shanaimokkei/
これは、「心」を磨くための取り組みであり、決して「技術」を磨くための取り組みではありません。
同僚に私が尊敬し続ける方がいます。
その方はいつも「心」と「頭」がずっと重なったまま生きていると感じられる人です。
私は「頭」で考える時は頭が優先され、「心」がついて行かなかったりすることが多々あります。
具体的には、「正論」や「自分が考えたアイディア」は言えるけれど、心がその「頭」の領域とシンクロせずにいることがあります。
思ったこと、考えたこと、絞り出したことを考える時、
まずは頭を真っ白にして、考えるという事があります。
そしてそれとまた別に、自分がこれに取り組むのだからと決めて、覚悟で考えるという事もあります。
しかし、このどちらでもない「こころのまま」で考える。ということは一番難しいように感じます。
穏やかで、心のままで、それでいて背負い込んでいて、そして周りを喜ばせ、元気づけられる。
こんな選択肢を選んでいきたい。
その為にも、もっと緩やかで「正解思考」ではなく「幸せ・豊かさ」思考の自分でありたいと思います。
それは、年齢や前例の正解を押し付ける保育ではなく、今いるその子の発達や性格に沿った環境設定という事と同じことのように感じます。
ミマモリスト 眞田 海