困難があっても、なんでそれに立ち向かうのか。
それは、相手を変えたいのでも、困難が好きだからでもなく
困難の向こう側にある場所にどうしても行きたいからです。
こんな社会にしたい。こんな会社にしたい。
こんな選択肢を世の中に残したい。
カグヤが願うトップダウンではない、自立型の組織へのプロセス自体が
会社の価値であり商品なのだからこそ、嘘偽りなく、そこには正直でありたい。
そう思います。
変革には強い思いがないと心が挫けそうになりますが、
不思議なことに完全に挫けたと思っても、
挫けていないのが心というもの。
挫けたように見えるだけで、
それはより強い思いを醸成する大切な機会なのだと感じます。
人生を振り返ると、楽しいことこそ、
ときに大きな辛さや修練の時が待っているもの。
バンドもテニスも、仕事も、家族も、どんなものも
自分に求めた生き方以上の幸せと、求めた分だけの試練が待ち構えている。
自分の道を求めなければ、自分の初心の成就を願わなければ、自分の生き方を選ばなければ、
成長という幸せを失うだけでなく、不安や不幸という変な循環に
行きやすくなります。
結局のところ、今日1日の成功や失敗に右往左往するよりも、
「思いを持って生きたか」「相手・機会関係なく挑戦したか」
「そこから何を学んだか」が重要なのだと改めて感じる1日となりました。
ミマモリスト 眞田 海